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先日Sプロの動画で
可塑剤は表面に薄く塗布するような加工をしてるので 箱出しのまま使うのがベスト ボールメンテナンスは投球前後のクリーニングと 50G程度でオイル抜きし 研磨は2000番アブラロンで手でささっと撫でる程度良いと言ってました つまり 表面に薄く塗布さてる加工を剥がしてしまうと 性能が落ちてしまうと言っておりました (ちなみにSプロ的にはって話しです) 僕はメーカーの資料やセミナーでも そんな話しを聞いたこともないので そもそもリアクティブウレタンのケミカル系カバーは 製造時に可塑剤を添加し硬化後可塑剤が昇華して出来た微細な多孔質な表面にして 投球毎にオイルを内部に浸透蓄積させ、オイル吸着(吸収)によりオイル上でも 摩擦を生み出しキャッチや切れを増幅させるというものです オイルを吸着(吸収)し続けるとカバーストックの孔がオイルで飽和し 本来の摩擦力やピンアクションが低下するのでオイル抜きをしましょうね~と推奨されてます。 研磨についてですがカバーストックの表層部の凹凸がレーンとの接触で 劣化したりオイルと汚れで微細孔が詰まり固着するので 定期的に研磨しフレッシュな層を表面に出さないとダメだと考えております。 フレッシュな層には昇華していない可塑剤がありますので オイル抜きと同時に少しだけ可塑剤を昇華させます、 すると昇華した部分に新しい微細孔が生まれオイルの吸着(吸収)性能が回復します ロゴやシリアルナンバーが消えるまでは研磨できますのでドンドン研磨した方が得策かと 定期的な手での研磨だと数ミクロンしか削れないので300回くらいは研磨できると思います。 (キズ取り研磨だと数回までかと思いますが・・・) と コメントしました 返信はもちろんなし ※タレコミで教えていただいたのですが 僕のコメントだけ見えないらしく 非表示にされてるような気がします Sプロ発信するのは良いのだけども ソースを出してほしい 個人的っていうのではなくて S社のセミナーで言ってたとか H社の資料があるとか ということで その動画の日から情報収集をしてたら Sプロの言ってる情報はみつからなかったんですが すごく有益な内容の栗本プロのプログと動画を見つけました 栗本プロのアメブロと動画です その1 https://ameblo.jp/probowlingkurip/entry-12910744148.html その2 https://ameblo.jp/probowlingkurip/entry-12910967802.html 動画 また時間をつくってSプロの件を調査します○┓ 〆 |
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6月22日はボウリングの日 23周年キャンペーン価格一覧表 〆 |
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最初に書いておきます
オイル抜きをする際の温度計を仕入れましたよって記事を事を書きたいので まずはオイル抜きの必要性についてから書きます しかし…なかなか…本題に近づかない そんな感じです…誤字脱字も多いかもです お客さまからお預かりした ボウリングボールのオイル抜きを センターで20年で5000個近くやってきた データからボールに負担のない範囲で 最大限にパフォーマンスを改善させるポイントも書きます まず昔から色んな方から良く言われること ボールは樹脂なのでオイルは吸わない 吸うはずがないからオイル抜きは不要だってこと 確かにスポンジのように沢山は吸いません カバストックの表層部(1000~2000ミクロン)の ※1000ミクロン = 1ミリメートル カバーストックの層の化学合成された水路の凸凹に吸着します この吸着をボウリング界隈では カバーストックがオイルを吸うと表現してます まずはおさらいから 90年代にリアクティブウレタンの元祖でもある 米国ニューライン社のエクスキャリバー Nu-Line X CALIBUR 画像はネットから頂いてきました 簡単に言うと オイルがあると滑る ドライに入ったら噛む 僕も親に買ってもらって投げてました♪ ウレタンはもっさりとしか動かないのに リアクティブは走って切れるという画期的なボールでしたね このころにリリースされたボール ブランズウイックからは カンタムやゾーンなど エボナイトから ニトロRなど AMFからは ニンジャRPMなど コロンビアからは パワートルクなど ストームの前身であるHSP (High Score Products) からは サンストームなど 画像はネットから頂いてきました 国産は日本エボナイト製の アシックス アムコスなど レジェンドスター ハイテクなど ABS F1など そくぞくとリリースされました リアクティブは使ってるうちに オイルがでてきてベトベトになる 切れなくなった 曲がらなくなったなどの声が出てきて メーカーも オイルを吸います(吸着します)ので オイルが出てきたらクリーナーで拭いてくださいとアナウンスしてました そもそもクリーナーでも簡単なオイル浮き効果があるので 毎回たっぷりとクリーナーを使ってデイリーメンテナンスを しているボールはオイル抜きの効果を感じますが それでも深層部のオイルはクリーナーでは抜けないようで オイルが染み込む前に除去するってのが1番得策かと思います すこし時代が進んだころ ボウリングマガジンでもリアクティブボールの オイル抜きをしましょうという記事が出てた記憶があります 温風のヒーター式が主流でしたね さらにすこし時代が進みまして オイル上でのキャッチ感を向上させるために パーティクルという物理的な粒粒を添加する方向に行きます クルミ、雲母(マイカ)、ガラスビーズ、カーボンなどなど こちらは2000年頃のCOLUMBIA300のパーティクルのカバー TEC (Texture Energy Control)テクスチャーエネジーコントロール 丸い粒が10ミクロンですので今思うとかなり大きなパーティクルで オイルをチャッチしてたってことになります そして最大の欠点があるんです キャッチはすごく良くなったけども 投げるたびにパーティクルが取れてしまうんです たぶん割れてしまうのかな?と思います 研磨すると新しい粒粒が出てくるので定期的に研磨をします (今も昔も 1に研磨 2に研磨 3も4も研磨ですね) これを改善するのに 粒粒をさらに小さくしたmuscleというカバーをリリースします TECと比べると小さくなり取れにくくなりました キャッチを上げると切れが減る 切れを上げるとキャッチが少ないという トレードオフの関係なので ほどよいバランスを模索してる時代なのかも知れません こちらもコロンビア300の資料です 2006年頃~ ケミカル系テクノロジーのカバーストックが登場します 分子の構造を改良し化学合成でミクロに粒子を形成し カバーストックの摩擦を向上させたカバーです 今でいう吸着系カバーですね この時代のカバーは ボールメンテナンスのホームページに詳しく記載してますので カバーストックのミクロ画像や可塑剤の役割りなど知りたい方は 下記のリンクから見てください https://ballmaintenance.nomaki.jp/coverstock.html https://ballmaintenance.nomaki.jp/bm_pickup.html では 簡単におさらいします リアクティブは製造の際 液体のベース材料に液体の可塑剤を添加し 相互作用で生じた微細孔を作り 微細孔にオイルが入り吸着するという事です 僕の言う水路ですね もう少しかみ砕くと 製造の際に添加した可塑剤は カバーの硬化熱で抜け落ちたり昇華したり、 可塑剤がレンコンと溶け合うことで微細孔がさらに形成されます ボウリングボールは熱硬化性樹脂です (塩ビなどは熱可塑性樹脂です) これは言い換えたら ほどほどに可塑剤が抜けてる方がさらなる微細孔が増え オイルの吸着がより良くなるということです しかし可塑剤が抜けすぎるとカサカサになり柔軟性が失われて クラックの原因になるので高い温度の熱は 加えない方が得策である (後でまた詳しく書きます) 以下はストーム社とエボナイト社とブランズウイック社の資料です (数字シリーズはトラック社) ホームページで詳しく書いてるので画像メインです こちらはストームのカバーのイメージ図 オイル抜きの話しに戻ります オイル抜きをするための器具について 温風ヒーター式のタイプ 温風ヒーター式は部分的に温まるので 最近では使われてないセンターが多いようです 2000年代にセンターでよく見かけたのが Tact BH-300 画像はネットからの拾い物 パワーハウスの ザ・ウエーブ 温水の水流を使ってオイル抜きをする 正解初の温水型オイル抜き装置でしたが 日本では金額なのか?電圧の関係なのか? 普及せずでした アメリカ製 ABS(フェムテック) イオンパワーオイル抜き装置 こちらは常温タイプで アルカリ電解水と界面活性剤を使った 専用洗浄液に漬け込んでオイルを抜くタイプです デトックス 米ジェイホーク社製 こちらは温水と超音波洗浄でオイル抜きをするタイプ ハイスポーツ ボールクリーン300H/W https://ballmaintenance.no-mania.com/Entry/41/ こちらも専用の洗浄液をヒーターで温めて オイル抜きをするタイプ ABS イオンパワーSジェルパックEX 常温の湿布式のタイプ 被せて放置するだけのおてがるタイプです バケツと温水と オイル抜き用添加パウダーを入れて オイル抜きするタイプ 現状可能なタイプは 以下の5タイプになるのかな~と思います ●温風ヒーター式のタイプ ●常温のイオン水のタイプ ●温水と超音波洗浄のタイプ ●温水の流動式のタイプ ●常温の湿布式のタイプ ●バケツと温水のタイプ オイル抜きをしましょうと言われて 25年経ちオイル抜きはボールメンテナンスの定番となり 現在の主流は出来るだけボールに負担のないオイル抜き方法です まずどうすればオイルが抜けるのかについて ●オイルが浸透してる層をアブラロンで研磨して物理的に除去する ●リムーバーとクリーナーで水路内のオイルを分解除去する ●熱を加えて水路内のオイルを柔らかくして出やすくする しかし オイルが浸透してる層は表面から1~2ミリなので その層まで研磨するとあっという間にロゴやシリアルナンバーが消えます (通常の研磨:研磨機で4面を4工程分研磨する程度なら0.001ミリ程度) リムーバーとクリーナーでは0.5ミリ程度しか届かず 深層部(~2ミリ)まで届かないので オイルを引っ張り出すことが出来ない ですので熱を加えてオイルを柔らかくして オイルを引っ張り出すことが得策なんです では ボールに負担のないオイル抜きとは? ●部分的にボールに熱を加えないこと ●温度が55度以下であることこと ●熱を加えるのは1日に60分程度にする つまり 温風ヒーター式熱が部分的に温まるのであまりおすすめできません 常温式のものは温度を加えるタイプよりオイルが出ない プロショップの温水式はコスパ良くないので バケツと温水が1番費用対効果が良いということになります してはダメなこと 真夏に車のトランクに放置するなどは論外です ライターで炙ったりすること 60度を超えると可塑剤が昇華しすぎると言われていますので 55度が最大効果のある温度となります では ヒーターで55度に固定して オイル抜きをすれば良いのでは?となるのですが これもおすすめしません カバーストックの水路の深層部には昇華前の埋まってる可塑剤があり この可塑剤が加熱されることで昇華し少量のガスを発生させオイルを出しています このガスを出しすぎると水路内の構想バランスが崩れ カバーストックにクラックが入りやすくなります (呼吸で例えますと空気を吐きすぎて水を吸うと苦しくなるようなもんです) ですので ガスを水路内に留めるくらいがちょうど良く 55度のお湯を入れて15~20分放置するというのが 1番カバーストックへの負担が少ないです (55度 → 45度程度が理想です) 次に可塑剤についておさらいします 製造の際に添加した可塑剤は カバーの硬化熱で抜け落ちたり昇華したり、 可塑剤がレンコンと溶け合うことで微細孔がさらに形成されます これは言い換えたら ほどほどに可塑剤が抜けてる方がさらなる微細孔が増え オイルの吸着がより良くなる しかし可塑剤が抜けすぎるとカサカサになり柔軟性が失われて クラックの原因になるので高い温度の熱は 加えない方が得策であるということでしたよね つまり 可塑剤は適度に抜け落ちてて 適度に残ってる方が良いといことになります 以下の図は以前オイル抜きのテストデータをグラフにしたものです オイル抜きしてもパフォーマンスは100まで回復しませんよってことです どうしてオイル抜きをしないとパフォーマンスが低下するのかというと 可塑剤が抜けて落ちてできた水路にオイルがたまり 吸着性能が低下してオイルをキャッチできる容量が少なくなるからです 水路内に残ってる可塑剤とオイルが混和し 混和したものをオイル抜きすることで容量がすこしだけ回復するから パフォーマンスも少しだけ改善するということですね つまりは オイルの吸着容量を回復させましょうというのがオイル抜きの目的です オイルを吸えば吸うほど 内部にある可塑剤はオイルと混和して減少してゆく 可塑剤の減少と比例してパフォーマンスも減少するという考えから 出てきたものが ”後入れ可塑剤注入メンテ” です 日坂氏(山田氏の特許)のリリースした後入れ可塑剤です (画像はサンブリの日坂語録YouTube動画から引用) 新品時は可塑剤が満タンありました 自然に抜けたり・使用してると抜けるよ 可塑剤が抜けたことでパフォーマンスが低下します 後入れ可塑剤を注入したら良いね 後入れ可塑剤入れてシールドしよう これが日坂氏のいう 後入れ可塑剤注入メンテです 最初これを見た時 おお~すごいの出したなって思ったんですが いやいや・・・ この可塑剤が抜け落ちてできたものが水路であり 抜け落ちた方がオイルを沢山吸うんです つまり新品時は下記の画像のようになってないとダメですよ この隙間にオイルが吸着するんです もう1度整理します ボールの原料を混合し型に流して 硬化中に 可塑剤が昇華し 可塑剤が入ってた隙間が空間になり 微細孔に変化したってことです その微細孔に オイルが吸い込まれて 吸着することで キャッチを作ってる 何が言いたいかというと 完成したボールの表層部には 可塑剤はもう残ってない もう少し下の層までいったら 少しは残ってるとは思いますが 研磨してその層まで行く頃には昇華してます だから 研磨しても微細孔が出てきて 表面が再生される そこに 後入れ可塑剤という ものを入れると オイルが入るはずの微細孔に 代わりに入ってしまう つまりは キャッチが低下してしまうということです 昇華と言ってますが 下の層の可塑剤はオイル溶けてしまうので 見えないんです まとめると 可塑剤が抜けることで 出来た微細孔にオイルが入り吸着する仕組みなので あと入れ可塑剤は せっかくできた微細孔を塞いでしまうということです どうして後塗り可塑剤メンテするんだろう?? という事を考えると ポテンシャルが最良な状態まで回復したら ボールが売れませんし ドリルも少なくなる つまり 仕事少なくなる じゃー うまいこと言って 可塑剤抜けたら あかんよーになりますよー 可塑剤入れてねーって言って 持ち上げるようで ボールのパフォーマンスを下げたら ボール売れるやんかーって感じですよ 僕は 黒幕だと思ってる それでも オイル抜きする前よりパフォーマンスは良くなってますもんね メンテする前は 60だったとする オイル抜きして 90まで戻ったと仮定する あと入れ可塑剤入れて 75になった それでも もともとよりは パフォーマンスは向上してる 可塑剤メンテしました 再生研磨もしました それで もう ダメになったら 新しいボール買ってね~って事だよね 商売だもんね そうだよね 脱線したので話しを戻します 僕 下の層って 言ってますが 2000ミクロン下の層なんです 2000ミクロンっていうのは 2ミリです つまり 2ミリ下の層には 可塑剤が豊富にある層がある その可塑剤は 封印されてる状態なので 増えも減りもほぼほぼない これは 何を言ってるか?というと 定期的に研磨するだけで 毎回 数ミクロン程度研磨って意味です 下から 可塑剤の層が少しづつ迫ってくるので 必要な可塑剤は下の層から供給される つまり オイルを中に引っ張り込むための 可塑剤は下から勝手に出てくるってわけです 僕 ホムペでも ブログでも 説明書でも お湯でのオイル抜きは 1日に3回で60分までにしてくださいね それでもまだ足りない場合は 24時間ほどあけてくださいねーと書いてます ボールに負担のないオイル抜きをして欲しいというのが狙いです 1番避けないといけないことは クラック 割れること これは最優先事項です 次に 可塑剤をなるべく抜かないオイル抜きをしないといけないことです 可塑剤をなるべく抜かないとは何かのか? 表層部 つまり オイル吸着に必要な層の部分 1000ミクロンまでの層です わかりやすく考えるために 吸着容量が 1000だと思ってください 新品の場合は 1000までは貯めれるので 100ゲーム投げて 300になりましたと 残り 700あるけども 吸収速度は遅くなってます つまり パフォーマンスは低下してる けど 手の温度では出てこない この状態で 200 → 300ゲームって 進んで デイリーメンテナンスも ちゃんとしてませんという場合 1000まで貯まり 手の温度でもオイルがでできてしまうようになりましたと これが 飽和状態です オイルでヌルヌルです で オイル抜きをしましょうと 最初に簡単に水を含ませて絞った500番アブラロンで 物理的にオイルで劣化してる層を削り取ります 手研磨で大丈夫です ゴシゴシ 粉が出て 研ぎ汁が ネタネタする程度 これで 1000貯まってるオイルが 500になったとします 残りは500 まだ表層部に残ってる 20分を3回オイル抜きをしました これで500が抜けて また 1000貯めれる準備ができました しかし 削った下の層には 新しい可塑剤の含まれてる層分があるので オイルはしか貯めれない 時間が進み 下の層にあった可塑剤が少しづつ オイルに引っ張られて表面へ移動してきます そうすると オイルと可塑剤が混和したものになり デイリーメンテナンスで 混和したものを 外へ出して行くこと続けると 900くらいまでは貯めれるようになるんです つまり オイルと可塑剤の混和したものを引っ張り出して 容量を回復されることを僕は活性化と言ってます 水路の鍵を開け 固着物を溶かして 柔らかくして 引っ張り出すことですね 結果 もうオイルでできませんよーではなくて かなり少なくなったなーくらい わずかにまだで出るなーくらい で 止めることでも 必要十分な容量は確保されてるんです オイル抜きの時間が長いと オイルを中に引っ張るためのものがなくなってしまい 投げてオイルが浸透して しばらくしないと 引っ張るパワーが出てこず なんかオイル吸着しないな?って感じることもありえます 世の中人は 可塑剤が沢山残ってる方が パフォーマンスが良いと思っています そこが間違いなんです 沢山ある方が オイルは引っ張りやすいけど 引っ張り出したオイルを保持する容量が少ないんです オイルを引っ張るのは 可塑剤じゃなくても オイルそのものでも良いですからね 少しだけ余談 話しがあっちこっちいってますが... 各メーカーの15リットルプラスチックバケツでも 実際6リットルほど余計に入る設計の物が多く なみなみまで入れて15リットルではなく 運ぶことを前提として 15リットル入れて運んでもこぼれにくいようになっているみたいです 実際10リットルのバケツでも 真ん中が直径22センチ以上あれば ボールが入りますのでボールは液体に浸かると思われます 計算方法なのですが(1リットル=1000cm3) ボールの体積が5600cm3程度 15リットルのバケツでボールが浸かる程度の水を入れて13600cm3程度 必要な液体は 13600-5600=8000cm3(8リットル) この8リットルで パウダー6g というのを目安にしております 仮に10リットルのバケツにボールが浸かる程度の体積は・・・ バケツにボールがキチキチだと仮定して8500cm3程度ですので 8500-5600=2900 (2.9リットル) すこし多めに入れるとして おおよそ3リットル~4リットル程度なのかな?と思います つまりは 想定してるお湯の量の半分ではないのかなと思います お湯の量が少ないほど濃度が濃くなります これだけをみたら パウダーは3gで問題ないように思いますが 単純計算では行かない要素がオイル抜きには沢山あります まず ボールの種類 オイルの溜まり具合 気温などなど アナログ要素が沢山あります お湯の量が少ないほど 冷めやすい 気温が低いほど 冷めやすい 8リットルという数字は室温25度で ゆっくり温度が低下する量 15分後に42度程度で計算してあります 夏と冬では下がり方も違いますし お湯を捨てる時に お風呂ぐらいの温度が適切かと思います そして最低限必要なアルカリ度になること と 最低限必要な界面活性剤の量になることにあります オイル抜きに大切なのは ボールの状態に応じて オイル抜きを行うこと そして ボールに負担のない温度で行うことです 55度がスタートですが ずっと 55度(ヒーターで加熱するなど)だとボールに負担がかかります すこしずつ 温度が下がるほうがボールには優しいです そして すぐ下がってしまうことも あまり良くないです (十分にオイル抜きが行われない) 10リットルのバケツで行うならば 今の時期ですと寒いので バケツにタオルを巻くなどし 保温して頂いた方が良いと思います 溶液は薄いよりは 濃い方が良いとは思いますが 濃くても 温度が下がりすぎると 効果が少なくなります 1度3gで 行って頂きまして お湯の温度低下なども観察して頂きますと 良い結果になると思います オイル抜きの回数が多くなるほど このバケツだと 今の季節だと こうとか このくらいのオイルが吸ってるボールだと こうとか 収穫が沢山あると思います 温度さえ守れば ボールが痛むことはほぼありません 熱すぎるお湯はダメですマックス55度です すご~~~く長く書きましたが オイル抜きは温度管理ががすごく大切 以前の温度計の在庫が少なくなったので スペックは同じですが ケースが新しくなった シンワ測定 棒状温度計 H-4C 仕入れしました スペック 測定温度範囲 0度~100度 サイズ 15センチ 詳細は https://www.shinwasokutei.co.jp/products/73212/ Yahooショッピングで販売中 https://store.shopping.yahoo.co.jp/7neko/s-on-15.html 検討したけどボツになった温度計 73215 / 棒状温度計 ガラス製 H-7C 青液 -10~65℃ 30㎝ケース付 https://www.shinwasokutei.co.jp/products/73215/ 65度まで測れて良い感じなんだけども 30センチなんで発送を考えたら送れないのでボツ お客さまが店舗で買うなら これをおすすめします 僕もこれの旧型ですが愛用してます(*´∀`*) 次に下記の温度計 良い感じなんだけどお高いのと精度が良くないのと 55度まで測れない!! お風呂用はダメだな。。 〆 温度計の紹介なのに? 可塑剤に思うこと書いてる |
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