先日告知した
オイル抜き用添加プラスの
β1テストを行います
最初に一言だけ
僕はもうボールを売る立場にいない為
いくつかの情報を開示します
その前にオイル抜きが必要か否かについて・・・
ボールを家庭用のドライヤーなどで温風を軽く当ててみて
表面にオイルが滲んでくるボールはオイル抜きが必要です
温風を当ててみてオイルがでないボールは
メンテナンスが行き届いてるボールまたは
吸着能力が低下してしまったボールのどちらかだと思います
吸着能力が低下したボールは
投げたボールがボールラックに戻ってきた際に
ボールトラックについてるオイルをずっとそのまま残っています
通常は、みるみるうちにオイルがボールに吸われていく様子が観察できます
そもそも新品の時は、そうだったはずです
吸わないという事は、ピンに当たる際に滑って
ピンアクションが低下します
(正確には、ラッキーストライクが減少するが正しい)
ヌルヌル状態のボールでも適切な入射角とスピードがあれば
ストライクになりますが
適切な入射角を得るためには、フッキングエリアで
ちゃんと適切にフックする必要がある訳ですね
もちろん回転数が多いプレイヤーなどは
エネルギー保存の為にも若干オイルを吸ってる方が
良い動きをする場合があります
が・・・
多くのプレイヤーは、フッキングエリアで加速するほどの
回転数はありません
だからこそ ボールの性能をフルに活かすためにも
適切なタイミングでオイル抜きを行う必要がある訳です
特に適切に活性化させてるボールは、吸着能力が高まっており
吸いやすい傾向にあります
吸着力が高いという事は 当然脱着力も高いはずなのですが
保持力が高まっているボールはオイル除去が追い付かない事もあります
(固着してるとも言えます)
そこで、通常より強力なアルカリ洗浄剤のパワーで
一気に剥ぎ取ろうという作戦です
逆に、吸着力の低下しきったボールは、なかなか復活しません
活性化とオイル抜きを何度か繰り返してるうちに
改善する場合もありますが なかなか頑固です
こういう場合は、スペシャルボール活性化をおこないます
まず、ビニール袋にボールと オイルカット君50cc
活性クリーナー50ccを入れて空気を抜いて口を縛り
化けるに入れ 55度のお湯に浸け温めます
混合液が白濁してきますので
20分間隔で洗浄液を観察後、廃棄しボールを洗浄
混合液が白濁しなくなるまで行います
3回しても改善しない場合は 翌日
まだの時はまた翌日という感じで行います
手間とコストがかかりますが
この方法でかなりの確率で復活します
そうならないよう、こまめにメンテナンスを行う事をおススメします
本題へ・・
2018年3月より2021年11月まで
社内でαテストを約1200個おこない
有効な組み合わせと濃度や手順などを日々テストしてきました
近年の吸着系にも対応できる
スペシャルオイルオイル抜き方法です
下記のようなボールなども当てはまります
※オイル抜きをおこなってもすぐヌルヌルになってしまうボール
※曲がりもピンアクションも復活しないボール
※200ゲーム以上オイル抜きをおこなっていないボール
通常の方法(オイル抜き用添加パウダー)で
十分な効果があるボールには、この方法は
オーバースペックですので必要ないです
バージョン1.0(ストレートタイプ 1回の使用100cc)
■仮称:オイル抜き用添加プラス OTPP
■用途:ボウリングボールのオイル抜き補助剤
■セット内容(1セット20回分)
〇オイル抜き用添加プラス 2000cc
〇簡易説明書
■1回の使用量:100cc
【別売】
〇専用ビニール袋 1枚(縦50センチ 横36センチ 厚み0.03)
〇計量カップ
【特徴】
2017年以降の吸着系カバーストックは、オイルの吸着能力がとても高いボールが多く
適切に活性化させたボールなどは特にオイル抜き用添加パウダーでオイル抜きを行ってはいるが
オイルの除去が追い付かないとのお声がございました
そこで、もっと効率的にオイル抜きが出来ないか?
またもう少し除去率を高めれないか?とのお声から
1回目のオイル抜きを液体タイプのアルカリ洗浄剤に置き換える事で
より良い効果が出るようになりました。
用意して頂く物
① 10~15リットルのバケツ1つ
② 55度ほど程度のお湯のでる装置 (お風呂場とかが良いです。)
③ 温度計 ④ オイル抜き用添加パウダーとオイル抜き用添加プラス
⑤ ボールクリーナー ⑥ タオル ⑦専用ビニール袋と輪ゴム
使用方法
① オイル抜きするボールを付属の専用ビニール袋に入れる。
② バケツにビニール袋にボールが入った状態のまま入れる。
③ ビニール袋の中に本品(オイル抜き用添加プラス)100cc入れる。
④ ビニール袋内の空気を出来るだけ抜き輪ゴムで口を軽く縛る
⑤ バケツに55度のお湯を入れる この時ビニール袋内にお湯が入らないようにして下さい
⑥ お湯が貯まってくるとビニール袋内の空気が押し出されますので輪ゴムを1度取り
適度に空気を抜いて下さい
⑦ ボールが浸かるまでお湯が溜まりましたら再度ビニール袋の口を輪ゴムで縛って下さい
⑧ 15分~20分そのまま放置後 お湯だけ捨てます
⑨ ビニール袋内の混合液を観察します
混合液が白濁(乳化)してる状態ならばオイルが抜けています
⑩ 1度ボールを40度前後のお湯だけで洗浄します
⑪ 洗浄してみて 手の温度で油が出るならば①~⑩を再度行います
少し出る程度ならば通常のオイル抜き(バケツにボールと添加用パウダー)を行ってください
まったく出ないならば活性クリーナーシリーズで洗浄して終了してください
β1テスト 47セット分
2000cc 20回分
1363円+送料となります
【別売】専用ポリ袋 計量カップ
期間
2022年3月後半~2022年4月後半を予定しております
なくなり次第β2テストに移行します
β1テストは、アメリカ製の材料を
使用している関係で柑橘系のフレーバーが入っております
β2テストは日本製のフレーバーの入ってないものを使用予定です
β2テスト
2022年5月前半~2022年6月後半を予定
準備が出来次第 一斉に告知させて頂き
販売ページのリンクを公開します
(Yahooショッピング内へのリンク)
尚、マニアック、専門すぎる施工方法の為
β1テストで、B to C の需要が少ない場合
打ち切りにする場合がございます
と言っても B to B だとダメなんです
プロショップはボールを売るのが仕事だから
ボールが長持ちする方法に需要なし…
〆